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天使たちよ 

己が往く道に            ……――栄光あれ
色の日常

「報告します。現在、下界での魔族の勢力図は――」
 そう言って手元の紙に目を落とす部下は会議の前に事前に配布されていた報告書以上の内容を詳しく告げはじめた。
 しかし、報告内容など聞かずとも……。
 色部は本来、景虎が座るべき席に座り、会議に参加する面々を眺めみた。
 皆、一様に複雑な表情をしている。いつものような快活雰囲気は皆無だ。
 それも仕方のないことだろう。
 景虎が指揮をとり約四百年、三十年前の大戦で彼を失い、数年前やっと彼が発見つかったというのに……。
 事態の深刻さは三十年前の比では、ない。
 色部は静かに瞼を降ろした。

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