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     The Beam Of Angel





 40年ぶりに再会した上司は記憶を失い、“力”を失い、あまつさえ性別まで変わってしまっていた。
 あの高慢で威圧的な性格は見る影もない。
 それだけでも戸惑うのに十分なのに今生の景虎はけっこう好みの範疇だったりするから余計に厄介だ。
 別に景虎とどうこう・・・と言うのではない。
 あいつは上司で、最高のライヴァルで―――
 けれど、直江と“そういう仲”になったことを聞いた時、やっぱりな、という思いに混じって、先を
 越された、という渋い思いがあった事も事実だったりする・・・。






「だーかーらー!なんで俺んちに来るんだよ」

 正直俺はうんざりしていた。
 目の前にはふくれっ面で上目遣いに睨んでくる上司、景虎。今生の名を仰木高耶という。
 小さな顔に大きくはないが切れ長の印象的な目元。すっと通った鼻筋の下の存在感のあるぽってりとした唇。
 整ってはいるが特別目を惹く容貌ではない。しかしその肉感的な唇と、それとは対照的な他のパーツとのアンバランスさが何ともいえない危うさをかもし出していた。

「だって他に行くとこ思いつかなかったし・・・」

 ぶすっとつぶやく。
 こんな子供っぽい表情を見せられると本当にこれがあの上杉景虎なのだろうかと自分の第六感を疑ってしまう。
 こんなお子様が、全国の怨将に恐れられている上杉景虎とは・・・。
 宿敵、織田信長でさえ呆然としてしまうに違いない。
 俺は大きなため息をついて額を押さえ、天を仰いだ。
 今日は12月24日。お祭りごとの大好きな日本人にとって最大のイベントの一つ、クリスマスイブ。
 そして公立校の冬期休暇開始日でもある。
 寒い寒い冬の朝、布団に包まってぬくぬくと惰眠を貪っていた俺を起こしたのは傍若無人なチャイムの音。
 もちろん、無視を決め込んだがそれは鳴り止まず、今度は薄いドアをドンドンと叩く。
 そのあまりの騒がしさに結局折れてしまった俺は、不機嫌一杯でドアを開けた。
 そこにいたのは・・・・案の定と言うか、今は記憶も“力”もないただの女子高生をやってる上司、景虎。
 奴は何も言わずドアの隙間から身を滑らせ、ずかずかと部屋に入り込んできた。
 まったくいくら相手が部下であり、記憶はないが自身も中身が男だとはいえ、年頃の娘が一人暮らしの男の部屋に入るなんて警戒心がなさすぎだ!!
 俺は何も言わずドアを閉め、部屋に戻った。
 こうして、今に至る。
 奴は何も言わず、部屋の片隅で膝を抱えてむすっとしたまま。
 俺はまだ起きたばかりだというのにもう何度目になったのか分からないため息をつくと、玄関横の小さな台所へ向かった。

「ほら、飲めよ」

 俺はレンジで温めたばかりのホットチョコレートを出す。
 いつも飲んでいるジンジャーエールは奴にとっては水のようなもので、ないと生きていけないものらしい。
 惰眠を邪魔されたからといって流石に寒い冬の朝にジンジャーエールを出すほど俺も鬼畜じゃない。
 奴はおとなしくカップを受け取り、両手で持ってフーフーと冷ましはじめた。
 眉間に皺がよっている・・・。オヤジか?コイツは・・・。
 猫舌らしい景虎は、恐る恐るという感じで口をつける。

「〜〜〜!!」

 あわててカップを口から離す。
 火傷したらしい。

「・・・・大丈夫か?」

 俺のほうを恨めしげに見、無言で頷く。
 なんだ、その目は。火傷したのは俺のせいじゃないぞ。
 今度は注意深く飲みはじめた。俺はコーヒー片手にその様子をちらちらと観察する。
 両手でカップを持ち、注意深く冷ましている姿は幼く、クールビューティーの代名詞のようだった前生までの景虎からは想像もつかない。
 しかし、幼さの中にもカップの淵に唇をつける時など何とも言えない色気がある。
 伏せた目。少し窄めた肉感的な唇。
 キスする時のコイツってこんななんだろうな。
 一瞬脳裏をよぎった映像に焦る。
 何を考えてるんだ!俺は!!コイツはあのバカ虎なんだぞ!!!
 表面上は静かなまま、だが内心自分に必死に言い訳をし、ドギマギしている心臓を落ち着かせるために残りのコーヒーをグッと一気に流し込んだ。




「暇。」

 雑誌を見ながらゴロゴロしていた俺の耳に飛び込んできたのは景虎の不機嫌な声。
 あれから簡単な朝食を景虎に作らせ、二人で食べた後は何をするでもなくダラダラとしていた。
 なぜ朝も早くから景虎が押しかけてきたのか、その理由を聞き出そうとはしなかった。
 折りしも今日は12月24日。
 直江という恋人がいる景虎は当然、奴と過ごすだろう。それがなぜか俺の部屋にいる。
 理由は聞くまでもない。
 本当に今日何度目になるか分からないため息をつくと俺は身を起こし、外出の準備を始める。

「何してるの?」

「何、って。暇なんだろ?」

「・・・」

 仕方がない。今日はお子様な上司にサービスしてやる。

「ほら。出かけるからコート着な。」






 街は年末の一大イベントのせいでどこへ行っても人、人、人。
 メインストリートにはまだ点灯されていないイルミネーション。
 夜になれば通りを美しく照らすそれも、昼日中に見れば空を覆う巨大な檻のようだ。
 なんとなく来てしまったが、早くもこの人ごみに俺は内心後悔していた。
 視界の右下には景虎の黒い頭が見える。
 ヤツもあまり人ごみが得意ではないようで、俺とはぐれまいと隣にぴったりと着いて来ていた。
 ふと、いたずら心が芽生える。
 俺は唇の端だけでにやりと笑い

「景虎、ほら」

 右腕を差し出す。

「なに?」

 歩きながら話している為、ヤツはちらりと目線だけで問うてきた。

「歩きにくいんだろ?腕組めよ」

「・・・やだ」

 口では拒んでいるが、少し尖らせた唇は嫌そうではない。照れくさいのだ。

「じゃあ手つなぐか?それとも腰抱いていてやろうか?」

 数秒後、右腕に回された手の感触に景虎を見ると、ヤツは上目遣いに睨んでいた。
 頬が赤くなっているのは何も寒さのせいだけではないだろう。
 俺はニヤリと口の端だけで笑い、視線を外した。
 思うように歩けないほどの人いきれの中では他人に目を配る余裕などあまりない。
 それでもちらちらと感じる視線は、俺自身に注がれるものもあるし、俺の隣を歩く景虎に注がれるものもある。
 景虎には人を惹きつける魅力がある。それは何度換生しても変わる事がない。
 ヤツ自身はまったくと言って良いほどそれに気付いてはいないが、景虎は恋人と歩いているはずの男どもの視線、
 それだけではなく老若男女問わず様々な人間の視線を集めていた。
 よくもそんな視線の数々に気付かないでいられるものだ。隣にいる俺でも気付いていると言うのに。
 現に今も、右前を歩いている二人が、男が景虎に見とれたと言って女が小言を言っている。
 俺の腕に左手をかけて歩く景虎がその様子に気付いているというふしはまったく見受けられない。
 よほど鈍感なのか、それとも気付いていて無視しているのか、恐らく前者なのだろうと思う。

「なぁ、このままブラブラ歩いてるだけなのか?どっか行きてぇとこないのか?」

 いい加減この視線の数々と人いきれに嫌気がさしてきた俺は、景虎に視線を向けた。
 ヤツは少し黙った後

「行きたいとこは特にない・・・でも千秋がいいなら映画にでも行く?実は予約席のチケットあるけど」

「お、それ行こうぜ。何時から?」

「14時30分から」

「!ばっかやろ!それを早く言え!」

 時計は14時10分を指している。
 ここからその映画館までは10分ほどだが、この人ごみの中を10分でたどり着くのは不可能だ。

「ほら、急ぐぞ!」

 俺は腕に回されていた景虎の左手を一度外し、しっかりと右手に握ると人の流れの隙間を縫うように歩き出した。






「ちょっと!千秋!歩くの早すぎ!」

 なんとか上映間際ぎりぎりに滑り込むことができた俺たちは、シートに腰を下ろし安堵と疲れのため息を吐く。
 隣でブツクサ文句を言っている景虎の額にはうっすらと汗が浮かんでいた。

「るせー。お前が言うのがおせぇからだろ。間に合ったんだから良いじゃねぇか」

 そして席を立つ。
 景虎はもうすぐ上映だというのに席を立った俺を不思議そうな目で見た。

「ほらよ」

 一分も経たぬうちに戻ってきた俺は、両手に抱えていたものを景虎に渡す。
 それらをヤツは目を丸くして凝視した。

「なんで?」

 きょとんと、俺を見る。

「なんで、って・・・走ってのど渇いただろ?」

「うん」

 景虎は俺が手渡したジュースを見、反対側の手に持ったカップを見る。

「お前、ポップコーン好きそうだし」

 カップから溢れそうなくらい盛られているそれを、俺は一つ口に入れた。
 口の中にバターと塩の程よい味が広がる。
 大して好きなわけではないが、映画館で食べるとおいしく感じてしまうから不思議だ。
 景虎は俺の顔をまじまじと見つめた後、ふわりと小さく笑った。
 今日、初めて見る笑顔だった。
 サンキュ、と小さく言い、ストローからジュースを飲む。

「やっぱり運動の後のジンジャーエールは最高。」

 その言葉に、俺も笑った。
 映画は、ミュージカル映画と聞いて少し引いていたのだが、思ったよりも面白かった。
 ストーリーは有名な作曲家の半生を描いたものらしい。
 パリで出会い、互いに惹かれあった男と女。
 作曲家の卵である男の才能を見出した女は男がゲイであることも気にせず結婚する。
 やがて成功した男は享楽的な生活に耽溺していくが、女はそんな男を支え、愛し続ける。
 互いを想いながらも一方で傷つける・・・。
 ただのラブストーリーというだけでは終わらない、二人の葛藤のようなものを見た気がした。
 隣では景虎がエンディングロールを見ている。
 コイツは、この映画をどんな想いで見たんだろう?
 俺は氷が解けてほとんど水のようになったオレンジジュースの残りを飲み干した。






「結構よかったな。」

 映画館から出、俺は隣を歩く景虎を見る。

「そう?」

 真剣に観ていたわりに、景虎の評価は辛らつだった。
 俺の右腕に回された景虎の左手。外に出ると同時にそれは自然になされた。

「彼女は、どういう想いでいたんだろう?才能はあってもゲイでエゴイストでまるで子供な男を・・・
 そんな男を、本当に愛していたのかしら?」

 景虎の目はまっすぐ前をみたまま、何の感情も浮かんでいなかった。
 ただ、淡々としていた。
 俺は小さく息をつき、いつもの調子で言った。

「腹減ったな。飯でも食いに行くか」




 景虎が食べたいと言うのでタイ料理の店に入った。
 クリスマスにエスニックフードが食べたいというのもコイツくらいだろう。
 店内はそれほど混雑していなかった。
 景虎はデザートにタピオカ入りココナッツジュースを飲んでいる。
 ストローにタピオカが詰まったらしく悪戦苦闘しているのが面白い。
 所望のタイ料理を満喫し、満足したらしい景虎と俺は店を後にし、ブラブラと通りを歩いた。
 すっかり日は落ち、昼間は空を覆う檻に見えたイルミネーションはストリートを彩る装飾になっていた。
 何も言わずとも景虎は俺の腕に手をかけている。
 昼間、迷子にならない為にそうしていたが、暗い空を照らす人口の光の下、そうされるとなんだか落ち着かない。
 これもイルミネーションがみせる一種の錯覚だろうか。

「キレイ」

 景虎はそれを見上げ、ポツリとつぶやく。
 上向いた為、少し開いた肉感的な唇が何とも言えず色気がある。
 ガラにもなくそんな思いを抱いたことにドギマギしながらもそれをおくびにも出さず相槌を打った。
 二人、人ごみの中を流されるように歩く。
 それはなんだか不思議な感じがした。
 気づいた時、イルミネーションはなくなっていてストリートの終点に来ていた。
 ボーっと歩いていた為気付かなかったが、周りを見回せば人もまばらだった。

「どうする?」

 時間はまだ9時にもなっていない。俺は構わないが、突然押しかけてきたといっても景虎にも都合があるだろう。

「この先に公園がある。そこへ行ってみない?」

「いいぜ」

 右腕に掛かっていた景虎の手は滑らかにすべり、俺の右手を掴んだ。

「行こう」

 そして、先導するように手を引く。
 手袋もしていないのに、ヤツの手はほっとするような暖かさを持っていた。
 5分ほど歩いた頃だろうか。辿り着いたのは小さな公園。
 中央に電燈と、2人がけの椅子が3つあるだけの小さな公園。
 景虎はそのうちの一つに腰を下ろした。
 手をつないでいる俺も、自然その隣に腰を下ろす。
 電燈の光は弱く、公園内はほとんどが闇に包まれていた。
 そっと隣の景虎を盗み見る。
 ヤツは何も言わず、先ほどイルミネーションを仰ぎ見ていたように空を見上げていた。

「キレイ・・・」

「なに?」

「星、とてもキレイだ。」

 空を仰ぎ見る。真っ黒なビロードの中に点々と存在する光。
 それらは一見するとわからないが、一つ一つが意味をなしている。

「景虎」

「ん?」

「今からでも遅くない。直江んところ行ってやれよ」

 俺の言葉に、景虎はゆっくりと顔を下ろし、俺を見返した。
 その瞳はこの空と同じくらいに黒く、静かだったがヤツのなかで何かが揺れ動いたのがわかった。

「千秋には関係ないよ」

「それでもだ」

 なぁ、と俺は膝に両肘を突きいて前かがみになり、下から景虎を見上げた。

「さっき、映画見た後、お前言ったよな?女は本当に男を愛していたんだろうか、って」

 景虎は何も言わず静かな視線をまっすぐに向ける。

「でも、俺はやっぱり愛してたんだろうと思うぜ。そして男も、同じように女を愛していた。」

「・・・」
「互いに優しくするだけが愛じゃない。互いを認め合うことがだけが愛じゃない。  たとえ傷付け合っても、それでも一緒にいたい。そういう愛し方もあるんじゃねぇ?」

 景虎は何も言わなかった。
 くっそー。何か反応しろよ!こっ恥ずかしいこと喋らせやがって!
 しばしの沈黙の後、景虎は静かに口を開いた。

「千秋は何も知らないから、そんなこと言える。」

「なにが?」

「今日、本当は直江と過ごす約束してた。でも朝早く直江から電話があって、急に仕事で行けなくなったって・・・。でもそれも嘘かもしれない。あいつにはオンナがいるから・・・」

「それで?お前は引き下がるのか?」

 俺の言葉に、景虎は初めて顕著な反応を示した。
 目に力を溜めて、ギッと睨む。
 あぁ、こいつちゃんとこういう顔もできんじゃん。

「会えないって言われて、そのままおとなしく言いなりになってやるのか?お前自身はどうしたいんだ?」

 ぎりぎりと睨んでくる景虎の目は、怪我をした野生動物のようだった。
 唇が何か言いたげにわなわなと動く。
 やがて小さな、本当に小さな声が聞こえた。

 会いたい、と。

 俺は景虎の頭をぐしゃぐしゃと撫でる。
 闇に光る黒髪は冷たく、しっとりと手に吸い付いてきた。

「あんな男の言いなりになるな。仮にもお前は上司だぜ?会いたいなら、会いたいって素直になれ」

 景虎は俺の手から逃げ出そうと身をよじった。
 無事脱出した時にはそのキレイな髪はばさばさになっていたがヤツが手櫛でなでるとすぐに元通りになった。

「とにかく、一度奴の部屋に行ってみるぞ。もしかしたら帰ってるかもしんねぇ」

「うん」

 小さく頷いた景虎の声は、心なしか明るく響いた。




 景虎に付き合って、奴の部屋の前まで来た。
 鍵は閉ざされ、部屋に人がいる気配はない。
 電話をしたが留守電になっており、メールの返信もない。
 ドアの前で立ったままだった俺たちは、二人同時に小さなため息をついた。

「千秋」

 景虎は俺を見上げ、小さく笑い

「わたし、ここでもう少しだけあいつのこと待ってみる。だから帰ってくれていいよ」

 俺をみる景虎の目に、迷いはなかった。
 直江はもしかしたら違うオンナといるかもしれない。けれど景虎は会いたいという一心で待つという。

「風邪引くぞ」

「そうなったら直江に責任とらせて、完全看病させる」

 景虎は楽しそうに笑った。

「今日は、ありがと。楽しかった。」

「・・・」

 その表情に言葉を無くす。
 たとえ記憶をなくし“力”を失っていても、景虎は景虎だと思った。
 景虎の微笑みは万人に向けられている。ただ一人のものになることはない。
 だとしたら、それは『ただ一人』のものにとってはとても残酷な事なのかもしれない。
 俺はあきれたように小さく口の端で笑い、もう一度頭を撫でた。

「分かった。でも、後30分待って帰ってこなかったらもうお前も帰れよ」

 景虎は笑いながら頷く。俺はその笑みを見届けるとじゃあな、と背を向けた。
 景虎と歩いてきた道を、今度は一人で辿る。
 ヤツがしていたように、夜空を見上げた。
 星はさっきと変わらず、いや、450年前とも変わらず輝いている。
 俺はその事になんとなく安堵し、タバコを取り出すと火をつけ、大きく吸い込んだ。
 結局どこまで行っても物事の本質なんてそうたいして変わるものじゃないのだ。
 450年生きたってそれは同じ。

「あぁ、俺って損な役回りだよなぁ」

 そう小さくつぶやいた声は、自分でも意外なほど弾んでいた。
 今夜、景虎は直江に会えるだろう。それに根拠はないけれど、強い確信を持った。


           >>


※ 謝辞 ※

ニケ様本当にありがとうございましたv
企画限定ものをそのまま頂けるって聞いた時は素直にもう舞い上がりました。
王道千秋をありがとうございます(笑)
勿論、初読みの時、めっちゃ口元が次元を超えて歪んでおりましたv
そして、千秋千秋と舞い上がっておりながら、この続きはないか?
高耶さんはぁ? あんまりでしょ?? としょんぼりして続きが限定企画期間中にアップされると信じて疑っておりませんでした(爆)
そしたら! なんと!

アップではなく正真正銘のfor youで読めるなんてvv
すっさまじく嬉しかったのも言うまでもありません♪
ではでは、続きをどうぞv       >>> メノット


※ 本編が気になる方はニケ様のサイトへ!れっつごー!  >>>"SPINNING AROUND"
2005/1/8

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